慶應義塾


慶應義塾の目的
 “ 気品の泉源、智徳の模範
・・・以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり

福澤諭吉は学問を修める過程で、「智徳」とともに「気品」を重視し、社会の先導者にふさわしい人格形成を志しました。福澤が門下生たちにその志を託した「慶應義塾の目的」と呼ばれる一文があります。
「 慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり」

これは慶應義塾の真に目的とするところを最も簡明に言い表した一文として知られています。

慶應義塾について
福澤諭吉の実学の精神を受け継ぎ、実践する学塾

慶應義塾は 1858 年、福澤諭吉が江戸に開いた蘭学塾から始まりました。創立から160 年を超え、現在は小学校から大学・大学院までを擁する、日本で最も長い歴史を持つ総合学塾として幾多の人材を輩出しています。学問、とくに「 実学 」の重要性を説いた福澤の志と理念を受け継ぎ、教育、研究、医療を通じた社会へのさらなる貢献を目指します。

Jitsugaku
( 実学)

福澤がいう実学はすぐに役立つ学問ではなく、「 科学( サイエンス)」を指します。実証的に真理を解明し問題を解決していく科学的な姿勢が、義塾伝統の「実学の精神」です。

           福澤諭吉書「 独立自尊 」

Yukichi Fukuzawa, Founder of Keio University

HISTORY OF KEIO UNIVERSITY

Keio University Partner Institutions

 海外協定校一覧

グローバル・エンゲージメント                                                                                                                                                          慶應義塾大学は、総合大学の強みを生かし、「 長寿 Longevity 」「 安全 Security 」「 創造 Creativity 」の3 つのクラスターを設けて、分野横断的な研究を進めています。また、各クラスターにおける国際共同研究や、さまざまな教育プログラムを通じて、グローバル社会で活躍できる人材を育成し、国内だけでなく、世界が抱える課題(Global Challenges )の解決に向けて貢献していきます。


グローバル・パートナーシップ
慶 應 義 塾 大 学は、世 界の300 以 上の大 学・高 等 教 育 機 関 等と協定を締結し、学生交換、学術交流、研究連携を展開しています。グローバル社会でのリーダーに必要なスキルや専門性を磨く機会として、日本の大学では最多規模の31(2021 年 10月現
在 )の海外の大学とのダブルディグリープログラムを有しています。また、学内では、約 1 , 000の英語による授業を提供してい
ます。さらに、世界経済フォーラム(ダボス会議 )の世界学長会議(GULF )、U 7 +Alliance、APRU( 環 太 平 洋 大 学 協 会 )、
ASEAN+ 3 UNet などの大学コンソーシアムの一員として、海外の大学と連携し、世界や地域に貢献する大学として、積極的に活動しています。