カウンセリング


カウンセリング室は生徒のウエルネスー心と体の健全なバランスーと学習面での成功を推進するために欠かせない役割をはたしています。カウンセリング室の主なゴールは生徒が精神的にも社会的にも良い状態で過ごせるよう、学院での生活全般や勉学の成果の向上をサポートをすることです。この目的を果たす為、カウンセリング室では生徒にとってより良い環境創りに努めながら個人カウンセリングや指導などを行っています。

カウンセリング室にはカウンセリングの資格をもつ経験豊かな女性と男性二人のカウンセラーが生徒の健全な社会性を育むことや精神性の向上のためにケアにあたっています。両カウンセラーとも英語と日本語のバイリンガルですのでカウンセリングはどちらの言語でも行う事が可能です。

カウンセリング室は校舎3階に位置し、待合室と個人カウンセリング用ルームが二部屋あります。待合室は生徒がアクセスしやすくリラックスできるようなウエルカミングな雰囲気となっています。カウンセリング室は休暇(夏、冬、春)を除くウイークデーの月、水、金の午前8:15から午後5時まで、火、木は午前8:15から午後6時までオープンしています。緊急事態や特別なアシスタントが必要な場合はこの時間帯以外の夜間や週末でも対応しています。

 
Director of Counseling

Michiko Yamaguchi

 
Counselor Kenichi Satate  

生徒間のサポートシステム ピア・カウンセラー& ピア・チューター

カウンセラーはピア・カウンセラーやピア・チューターを生徒の希望でコーデネートすることもあります。11年生、12年生のボランティアの生徒からなるピアサポートは慶應ニューヨーク校のユニークな生徒間の自助支援システムです。生徒から支援を受ける利点は、生徒の視点からたって相談に乗ってもらえたり勉強を教えてもらうことができることです。ピアサポートは慶應ニューヨーク生であれば希望ベースでだれでも受けることが可能です。

カウンセラーはピア・カウンセラー、ピア・チューターのトレーニングと年間をとおして指導、監督にあたっています。

メンタルヘルス

生徒達は精神面あるいは学習面などについて悩んでいたり聞きたいことなどがあった場合、カウンセリング室に連絡をとることを勧められています。保護者も生徒の精神状態や学習面に関しての懸念があったり、学院生活での近況について知りたいときなどはカウンセリング室に連絡することをお勧めします。

カウンセリング室は生徒がいつでも来やすいようオープンドアポリシーをとり、常にドアを開けています。その為、予約なしでも相談したいときには直接カウンセラーを尋ねることも可能です。しかし、あらかじめ相談をしたいと考えている場合は、確実にカウンセリングが受けられる為にも事前に予約をとることを推奨し、予約はカウンセラーにメモを残す、メール、電話などを通して連絡することでアポイントメントを取ることができます。その後、担当するカウンセラーは生徒と日程を調整し相談日を決めます。相談後に、生徒の心理状態やその他の理由で、生徒本人、保護者の同意を得た上で、担当カウンセラーが外部の専門家(精神科医、サイコセラピストなど)を手配することもあります。

カウンセラーが扱う相談は次のような事項が含まれます。

学校や寮生活への適応、対人関係(学友、教職員など)個人的な悩み、家族関係、不安、鬱、クロスカルチャー(文化の相違からくるむつかしさ)の問題、性の悩み、学習面、セクシャル・ジェンダーアイデンティティーの問題、暴力、飲酒やドラッグ依存、摂食障害、睡眠に関する問題