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児童売春から少女を救う -バングラデッシュの児童買春に革命を
Posted 09/26/2017 01:28PM

                               武井雛子 

 世の中には、貧困によって、未来を潰される、または狭められる子供、犯罪に手を染めてしまうもの、闇金融に関わってしまう人がいる。

 「児童売春」と聞くとあなたは何を思い浮かべるだろうか。法によって厳重に規制されている日本に住む私達にとって、児童売春について考えるのは難しいのもわかる。なぜなら日本社会は、このようなトピックをひた隠しにしようとするからだ。だからこそ、児童売春の現状を少しでも変え、少女たちの力になりたいと考え、思いついたたのが『GHP』である。「大人の欲望を満たすためだけに幼い少女たちが犠牲になってはいけない」をモットーにした、児童売春から少女を救うプログラムで、活動拠点は、南アジアに位置するイスラム教国家のバングラデッシュ、である。

  イスラム教国家はシャリーア法に基づき、婚前交際、ドラッグ、飲酒、ましてや児童買春はタブーである。しかし、Rajbari 地域にあるDaulatdiaという売春街は政府公認の上、法律がほとんど執行されない。そのため上記に述べたようなことは全て許される。今日も沢山の少女が人身売買され、性奴隷という身分に追いやられている。 少女はマダムと呼ばれる女性に買われ、マダムが自分を買った金額を全額払い終えるまで売春を練り返すというのが現実だ。Daulatdiaで売春をして働く女性は約2000人。そのうち、半数は18歳以下で、特に幼い少女は、中毒性が極めて高い家畜用ステロイドを服用し、女性らしい体を手に入れる。

 GHPはそんな売春の世界に売られてしまった12歳~14歳までの少女10名を保護し、仕事と教育を提供し、18歳までに 自立できるよう手助けをする。引き取られた少女は、ビラと呼ばれる場所で、午前はベンガル語と数学を学び、午後は日本の国立病院で使用される術衣製作の仕事をする。国立病院と提携する理由は、日本政府 とバングラデッシュの政府が良好な関係を築く架け橋になればと考えるからだ。

 支援を実現させ、少女達を性奴隷という身分から救い出すために、具体的に提供しなくてはいけないのは、排泄設備の整ったトイレ、生活用品、教員、栄養バランスの取れた食事、ヘルスケア、そして仕事、である。これらを揃え、提供することで、彼女たちの、リスクを背負いながらセックスを強いられ、飲酒やドラッグを強制される日常を変えることができる。

 生きた拷問である売春から抜け出すため、「大人の欲望を満たすためだけに幼い少女たちが犠牲になってはいけない」を実現させるため、彼女たちは、今あなたの力を必要としている。私達が普段目にしていないだけで、児童売春は欲望が産んだ残骸なのであるから、目をそらさずに進んで手助けをしてくれたら、と願っている。

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