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カフェテリア考察 (アメリカザリガニ蟹の味新聞)
Posted 11/09/2017 01:42PM

 最近、カフェテリアの食事への不評をあまり聞かない。これは、新入生が入学してから既に一学期が経ち、在校生も新入生もカフェテリアの食事に慣れてしまったからなのだろうか。或いは以前から生徒達が要求していたカフェテリアの食事の質が向上したのだろうか?


 サラダバーの野菜のバラエティが増えた、との声をよく耳にする。生徒たちの健康を考え、種類が増えたのだろうか。このことに関してカフェテリアの方に取材してみると、業者から輸送されてくる野菜の鮮度が以前よりたいぶ改善された、と言っている。もしかすると、生徒側の食の質の向上の要求が通ったのではなく、ただ業者の流通経路がマシになっただけなのかもしれない。


 確かに、アペタイザーやサイドディッシュの種類を見ていると、変化が見られない。更にコップに洗剤が残っている、お皿に残飯が付着したままになっているなどまだまだ文句は絶えない。これらは、カフェテリアが直接関与するものなので、業者の流通経路はあまり関係ない。そのような観点から、カフェテリアの現状をもう一度考察してみると、カフェテリアの料理の質の向上は、生徒やPAの意見が受け入れられた結果ではなく、ただ慶應NY校に食材を搬入している業者の、物流経路の改善だと結論付けられる。


 私がニューヨーク校に入学したてのころの事を考えると、カフェテリアで豆料理を中心としたは不思議な創作料理が振る舞われ、生徒たちは食わずまい、と避けていたのを思い出す。提供される料理は中南米の料理とアメリカ料理が融合された一風変わったものが多かった。しかし最近では食材の鮮度が上がり、比較的美味しなり、生徒に受け入れられやすい料理が増えているように感じる。これは生徒やPAの不満に、学校側が答えてくれたということなのかもしれいない。


 確かに見かけ上、カフェテリアの全体的な質は向上した。しかし、これらは生徒やPAの主張が認められたのではなく、ただカフェテリアに食材を運ぶ業者がより良い仕事をするようになったというだけのことで、カフェテリア自体の質が向上したとは言い難い。我々は見かけの状態に騙されて満足してはいけない。物事の真意を見極め、満足できる美味しい食事が取れるよう、要求をやめることなく続けていく必要がある。(竹田竣介)

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