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グローバル社会に通用する人間を育成するために
Posted 03/17/2018 11:22AM

Ryota Inari

 21世紀に入り、技術の発展によりインターネットが普及し、国と国との壁が低くなってきている。現在、日本人の英語力は世界的に見て低い、とされている。それは、文法力ではなく、対話力などにみえるという。外国企業との交渉が頻繁に行われる現在、討論や会議などで意見などを言い出せない日本人が多い、という。その大きな原因としては、日本の教育システムに問題があると思われる。そこで我々は教育システムの改革が必要とされている。日本に定着している教育概念、システムは根強いため、改革には多大なる時間や、コストがかかるが、日本という島国で、資源のあまりない国には早急なグローバル化が求められる。そこで私が考える改革は、「幼少期の英語との接触」、「日常生活における英語の使用」の二つである。

 日本語は数ある言語の中でも難しいとされている、言い回しの多さや、漢字、ひらがな、カタカナの三種類の記述方法などが大きな理由だろう。そのため日本人は幼少期に第二言語を学ぶことが難しくなっている。そのため英語という世界共通語を本格的に学び始める時期が中学生と非常に遅くなってしまっている。小学校における英語の授業は英語に触れるための時間であり、英語を学ぶ場にはなっていないことは事実である。私は日本語を学ぶことが日本の文化やしきたりを学ぶことに繋がると考える。そのため、幼少期の言語理解能力の高い時期に、英語に触れる機会を増やすべきである。大抵の子供は、テレビなどで児童向け番組を見る。そこでアメリカに本社を置く、カートゥーンネットワークやニコロデオンなどの番組を見ることにより、英語の文字や文化が自然に目に入れば、その後の英語学習時の理解スピード促進につながると考える。

 また幼少期という言語理科能力が高い時期に外国人と接し、コミュニケーションをとる機会を作ることで、英語が必要であるという考えを定着させ、小学校入学時点で英語という言語の学習意欲を高め、入学とともに英語学習を開始することにより、実践的な英語力が身につくはずである。現在の一般的な小学校では英語の授業が週に一度や二度程度であり、全く身についてない状態が続いている。そのため授業時間を短くし、週に4回ほどの英語の授業を取り入れるべきである。

 しかしながら幼少期に英語を学習した場合も、英語が定着しない場合がある。それは日常生活で英語を使わない場合である。英語を耳で聞き取り、口からアウトプットする事をしなければ文法のみの言語になってしまう。普段の私生活で英語をしゃべる機会が現在の日本には非常に少ないのは事実であり、この現状を打破すべく英語を使わなければならない環境づくりが必要だと考える。海外に本社を置く飲食店などで、店員とは英語でしかコミュニケーションが取れないなどとの制約を設けることによる英語力向上を図ることは、非常に効果的であると考える。集客力が減るなどとの心配は、国からの補助金で補うことができるため、すぐさま取り入れることで英語の日常化が見込め、実践的な英語力が会得できる。

 以上二点を踏まえ、日本の英語教育の改革が早急に必要である、と結論付けたい。現在の日本の教育システムの抜本的な改革、日本人特有の人間性の理解は、必要不可欠である。日本という島国で、海外と触れ合う機会がない以上、グローバル人材を育成するには非常に大変である。しかし、それ以上に日本人のグローバル化が必要なのである。今後の日本の中枢を担う我々は、打開策を考え実行しなければならない。

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