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幼児のiPhoneユーザーに物申す (Dailyテクノ)
Posted 03/31/2018 08:39PM
  MMD研究所の0~6歳の子供をもつ20歳~49歳の母親対象とした「幼児のスマートフォン利用実態に関するアンケート」の結果、幼児一人あたりのスマートフォン利用率は約50%、幼児のスマートフォン依存率は64.5%と非常に高いことが判明した。子供のスマートフォン利用が当たり前の風潮となる中、それによる子供への悪影響が懸念される。
スマートフォン利用により様々な悪影響を受けると言われている。脳へのダメージ、鬱病の発症、視力低下、体力低下、肥満、睡眠障害が例として挙げられる。
 上記以外にも長時間のスマートフォン利用により、他者とのコミュニケーションを取る時間が削減される結果、相手の気持ちを読み取る能力が低下する悪影響があるといわれる。実際、米国UCLAの研究者が最近発表した研究では、子供達にスマートフォン等の電子機器利用を数日間禁止する実験をした結果、彼らの社交スキルが著しく向上したとの結果が出た。親の監視外での子供のスマートフォン利用には、子供が有料アプリをダウンロード、アプリ内課金やネットショッピングを利用してしまう事例が多く発生したという。アンケートによれば、その請求額平均は実に12,528円と子供が通常小遣いとして遣う金額を遥かに超えるレベルであることが判明した。
 子供は、成長する過程で生きる土台となる感覚、知覚、運動機能、愛着・共感関係を育む必要がある。人は子供時代に自分の認識が正しいのか否か、自分の身体感覚、保護者の表情・言葉がけ・反応を手掛かりにして確かめながら、人として生きるために不可欠な様々な力を主体的に学ぶ時期であり、第六感を最大限に使い、周りの世界そのものを認識する。子供にその大切な時期に人工的なメディアを通じてバーチャル世界を“過度に”体験させることは、成長発達の仕組みに混乱をもたらす可能性がある。スマートフォン等の発明により、社会は利便性を向上させてきたが、その代償は非常に大きいことをよく認識すべきである。(長谷川詩衿)

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