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テクノロジーと教育が進むべき行方 (Dailyテクノ)
Posted 03/31/2018 08:37PM

 テクノロジーの発展は教育にまで影響する。そんな中、教育はどう変わって行くべきか考えなくてはならない時代になって来ている。そこで、慶応ニューヨーク学院でYoutubeという新しいテクノロジーを使った授業を行う結城先生にインタビューをした。

 きっかけは一方通行な授業を脱出したいという結城さん、Youtubeでのレクチャーを予習としてやって来てもらうことによって、「知識を一方的に与える授業スタイルよりも、書くことや考えることを生徒さん達に授業中にもっとやってもらえる」と熱く語った。テクノロジーを媒介することによって、一人一人の生徒が理解度に合わせてレクチャーのスピードを調整できる。理解度が高い人はレクチャーを2倍速で聞くことができるし、逆の人は何回でも聞くことができる。個々に合わせたテイラーメードの授業を作ることができる良い面があるという。

 しかし、テクノロジーだけで教育を受けられる時代が将来来ると予想する反面、「学校で学ぶ勉強以外のことを生徒たちに伝えられなくなるという大きなデメリットもある」と少し怖い表情を浮かべながら懸念していた。学校というものは勉強を教えるだけの場所では無く、コミュニケーション能力や価値観なども養う場所だと語ってくれた。また、一部のプロの先生が授業を録画し、それを全国の生徒が自分の好きな時間に見るという授業スタイルになると、多くの先生の雇用が無くなり、教師としてどう生きていけば良いのか悩んでもいた。ただし10年後20年後には、テクノロジーのデメリットによる多くの副産物を社会現象として残す可能性があり、元の教育制度に振り子が戻るとも結城先生は語った。

 テクノロジーは確かに私たちの進歩に大きな貢献をしてくれる。一人一人に適した知識の吸収の仕方が生まれ、全体的な教養レベルが上がるだろう。しかし、人と人とのコミュニケーション等がおろそかにならないだろうか。テクノロジーを教育に取り入れることによって生じるデメリットを最小限にすることを我々は早く模索しなければならないと考えさせられるインタビューであった。(東恒輝)

 

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