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あまり知られていない競技(慶応スポーツ)
Posted 04/03/2018 09:15AM

あまり知られていない、冬季オリンピックのソリ競技について

 

 世界のスポーツのイベントといえば、何を思い浮かべるであろうか。世界陸上やサッカーワールドカップ、世界水泳などであろうか。しかし、群を抜いて有名なイベントは、おそらくオリンピクであろう。四年に一度ずつ、夏季オリンピックと冬季オリンピックが開催され、自国の躍進のために、多くの人々が注目するイベントである。しかし、こんなオリンピックであるが、個人的な見解から言わせてもらうと、夏季オリンピックの方が注目度が高いように思われる。サッカーや水泳、陸上など見たことや聞いたことのあるようなスポーツが多くあるからであろう。そんな、冬季オリンピック。今年、2018年には韓国の平昌で開催された。さぁ、本題である。二年に一度行われている冬季のオリンピック種目の中で、ものすごく類似している演目はないであろうか。それが、ソリ競技である。具体的に分類すると、リュージュ、ボブスレー、スケルトンの三種類に分けられる。これらの競技は見た目も、競技の内容も酷似しているため、多くの人がその違いを分からずに、名前だけ少し聞いたことある程度の知識で冬季オリンピックなどを見ているであろう。この場を借りて、その違いを明確化し、次の冬季オリンピックからはその違いも楽しんでいただきたい。

 はじめに、競技人数が違う。スケルトンとは一人、リュージュは一人、もしくは二人、そして、ボブスレーは二人から四人の多人数で行う。動画などを見ていただければわかるが、確かに人数には差があるのが分かる。では、人数が一人と被っているスケルトンとリュージュの違い、そして、人数が二人と被っているリュージュとスケルトンの違いについて、もう少し具体的に語ってゆきたい。

 スケルトンとは、助走により加速し、その後決められたコースを滑り抜ける競技である。そのソリの作りは三つの競技の中で最も単純である。また、この競技の最高速度は時速140kmになることもある。一方で、リュージュの加速方法は、ソリに乗った後、手で氷上を漕ぐようにして加速する。選手が乗るソリの構造はスケルトン用のソリよりも複雑になっている。リュージュの最高速度は時速120kmと言われており、どちらもスピード感のある演技が期待できる。スケルトンとリュージュにはさらに大きな違いが見られる。それがソリの乗り方である。スケルトンはソリに対してうつ伏せに乗り競技に望む。その一方でリュージュは選手が仰向けに横たわり、試合に望むのである。最期に、ボブスレーであるが、このソリには高度な技術が用いられている。三つの種目のなかでも最も複雑な競技であり、多人数のチームスポーツであるため、調整が多く必要であるという記事も発見した。ボブスレーのソリはまさしく小型の車の様な形をしており、スケルトンやリュージュのような板の上に乗って滑るのではなく、文字通りソリに乗車して試合に望む。ボブスレーの加速方法はスケルトンと同じく助走であり、リュージュと異なっていることを理解していただきたい。このスポーツの最高速度は時速140kmであり、氷上のF-1ともいわれるスポーツである。

 いかがであっただろうか。意外と知られていない、冬スポーツの細かい点。特に、これら三種目の違いを重々理解していただいた上で、今後の冬季オリンピックに注目していただきたい。(坂井賢一)

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