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ゲームの有用性
Posted 10/02/2018 01:32PM

ゲームの有用性

 

 古くはバックギャモンから最近ではバーチャルリアリティーまで、世の中には数多のゲームが存在する。多くの人々はゲームを楽しんでいるが、それに対する批判的な意見は多く、教育や人々に悪影響だとされている。しかし、ゲームは楽しさを与える力を持っているだけでなく、脳を活性化させる力も持っている。だからこそ、ゲームが社会貢献に利用できる。RPGでは思考力や読解力、想像力が上がるという研究結果が出ており、パズルゲームは図形認識能力、テーブルゲームやカードゲームは情報処理能力を高める。


 最近ではゲームを学習活動の教材にしようという取り組みが行われている。マインクラフトというブロックを使って、世界を作り上げるゲームを使ったマインクラフト学習活動カンファレンスというものが、世の中には存在する。考える力を養い、2020年から必修化される予定のプログラミングに活用できることが、教育に使われるようになった大きな理由である。また、世界には子供たちの能力を引き出すために、チェスを義務教育化した国がある。導入したのは、アルメニアだ。国は子供達のリーダーシップ能力・決断力・戦略を立てる力・論理的思考力・責任感などの力を伸ばすことを目的に、約2億8000万円以上をチェスの教育に費やしている。政府はチェスグランドマスターを輩出にも力を入れており、チェス選手のために設備を無料で提供している。


 テレビゲームを使ってアクティビティを行う老人ホームも存在する。脳の老化を防ぐために脳トレを行ったり、『太鼓の達人』を使って音楽を楽しみつつ、反射能力を鍛え、腕の運動をしたり、車を操作するゲームなどを導入していた。その他にも、日本国内最大級の格闘ゲーム大会のチャリティーカップでは、グッズの売り上げの一部が日本赤十字社の活動資金として寄付され、献血コーナーが設けられた。


 このように、ゲームは娯楽以外に、学習活動教材としてや老化の防止、社会貢献活動を呼びかけるためのツールとなっており、ルールさえ理解していれば、言語の壁は容易に越えられる。また、柔軟性があり、自由度が高いゲームなら、高校生でも簡単に扱うことができる。ゲームがどのように社会に活かされているのかを伝えることが、社会貢献の第一歩になり、仲を深めることや様々な人とゲームを通して脳を鍛えながら国際交流のできる社会にすることは、大きな世界的貢献活動につながっていくと思われる。(新保結希)

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