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インフルエンサーから見た社会貢献
Posted 10/01/2018 11:48PM

 今回、この社会貢献というテーマに対するにあたって、自分はこの夏何をしていたのかを考えてみた。私は知り合いにインフルエンサーがたくさんいる環境にいるので、日本に帰ると、様々な音楽の祭典やイベントに、インフルエンサーをプローモーションする機会が多くあった。

 まず、インフルエンサーとは何か、簡単に定義付けする。インフルエンサーというのは、一般人であるが一定数以上のファンがおり、世間に影響力を持った人、のことである。今と昔のマーケティングの方法を考えてみたい。インターネットやSNSが今のように普及していなかった時代には、企業が商品などをPRしようと思えば、テレビの番組内、CM、雑誌、新聞などで、主な広告を打っていた。しかし、このような媒体をインターネットより多く見ている人は、今どれほどいるだろうか?個人的にも、強いて言うなら雑誌くらいしか利用しておらず、ニュースもネットでみてしまうので、昔の広告手法では、少なくとも私はターゲットにはならないことになる。そこで視点を変えてみると、そのような媒体よりもSNSを利用している人が多い、とも言える。

 そこで生まれたのがインフルエンサーである。しかし、インフルエンサーと一括りに言っても、いろいろなタイプのインフルエンサーがおり、数も非常に多い。だが、そこがインフルエンサーの強みであり、様々なジャンルの影響力を持つことにより、企業側も、広告を出す相手の年齢層、性別、その人の興味がある広告も、ピンポイントに打てる。テレビのCMの場合は、大衆に向けて何回も発信するとしても、見る対象層もバラバラであるため、インターネット広告の方が、宣伝効果を見込めるのではないだろうか。

 しかし問題点も存在する。それはステルスマーケティングという、俗に言うステマである。これは企業から裏でお金を受け取り、PRとしてではなく、商品やサービスを紹介することである。これは、本当にその商品やサービスが良いものなのかどうかを消費者に考えさせない、ということが罪なのではないか、と問題視されている。

 以上の点と社会貢献を考えた時、インフルエンサー業は社会貢献事業だと感じる。というのも、昨年度の経済利益が5億ドルといわれており、今後5年間で50-100億ドルのマーケットへと成長する、という発表もある。この需要と供給を効率的に行うという試みは、多くの人々に貢献していると考える。(中川雄貴)

 

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